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Interview

目標は食用金箔の海外展開。
現場と連携しながら品質改善や生産効率向上に取り組む。

食材生産課

係長 田 昌平 さん(2016年新卒入社)

笑顔の吉田昌平さん

大学時代に学んだことを生かせる環境だと思いました

新卒で「箔一」に入社した経緯を教えてください。

大学ではバイオ工学を専攻し、食品の衛生・品質管理や法律、規格基準など全般知識を学びました。就職活動にあたり、住み慣れた金沢の企業を探すなかで「箔一」にたどり着きました。「箔一」が金箔の会社であることは知っていたのですが、食品まで製造しているとは知りませんでした。大学で学んだ知識を生かせると思い、また地元の良さを発信することができるこの仕事に惹かれて入社を決めました。

理系出身であることが業務に役立ったことはありますか?

社長はよく「全てにおいて数字で考えなさい」という話をされるのですが、印象や感覚で話をするのではなく、数字で根拠を表して論理的に説明をするという点では、理系的な頭の使い方をしているのかなと思います。

また、即戦力という意味では、職場で出てくる用語の意味を学んでいたので理解が早かったですね。ただ、用語に関しては入社後でも覚えることができるので、理系・文系に関わらず意欲がある人は活躍できる環境だと思います

生産スタッフと笑顔で話している吉田昌平さん

現場と連携して品質改善や生産の効率化に取り組む

これまでどのようなキャリアを積んできたのでしょうか?

入社してから約半年間、製造現場で生産の流れや取引先のことを徹底的に学びました。取引先の対応をするようになったのは2年目から。「箔一」は食用金箔事業において、北陸3県でいち早くISO認証を取得しているのですが、私は入社4年目からISO関連の品質管理を行うようになりました。その後、次第に現場を離れて管理をするポジションに移っていきました。

食材生産課の業務内容と、現在の仕事内容を教えてください。

食材生産課では食用金箔や銀箔の製造を行っており、私は生産調整や食品安全マネジメントに関する国際規格・ISO22000に則った衛生管理システムの構築、スケジュール管理、スタッフの指導といった現場改善を担当しています。取り組んでいるのは生産の効率化とコストダウン。

一方で「箔一」は扱う商材が特殊なので、工程の全てを機械化することができず、必ず人の手が必要になってきます。現場のスタッフたちの意見を聞きながら、また規格や原料の変化などにも柔軟に対応しながら日々改善を重ねています。

実は食品部門は、売上を支える縁の下の力持ち

これまでで印象に残っていることはなんですか?

入社4年目のときに業務表彰で食材事業部(当時)が選ばれたことですね。繁忙期、特にクリスマスや年末年始、バレンタインなどは他部署の2、3倍売上があるほど忙しいのですが、その苦労や成果を認められたときは努力が報われた気持ちになりました。

 

「箔一」の定番といえば工芸品ですが、食用金箔の消費量は年々増えていて、実は売上の7割は食品部門。会社を支えている縁の下の力持ちやぞという自負はあります(笑)。例えばお菓子のデコレーションによく用いられるアラザンも、当社が市場シェアのほとんどを手がけているんですよ。

 

また、大手コーヒーチェーンなどの人気メニューに採用されることも多く、「きれい!」とか「かわいい!」といったトッピングに関するコメントをSNSで目にすると、やっぱり嬉しいですね。

生産スタッフと話している吉田昌平さん

より高い品質基準を導入し、食用金箔の海外展開をしたい

今後の目標や取り組みたいことを教えてください。

現在、「箔一」はISO22000を取得しているのですが、より高い品質基準を導入して、海外展開の強化に努めたいと思っています。あわせて機械化を押し進めることにより、生産能力を向上させて今後も売上目標を達成していきたいです。

最後に、入社を検討している方へメッセージをお願いします。

「箔一」はトップがものづくりに対する強い思いをもっており、伝統を重んじる一方で、古い考えにとらわれず変化を恐れない、チャレンジ精神があります。幅広い業務を任されるのでやりがいもありますしキャリアアップにつながっている実感もあります。多くのことを経験してみたいと考えている方と、ぜひ一緒に働きたいと思います!

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